植え替えの目安:根が鉢の中で回っている、鉢底穴から根が出る、土が異常に早く乾く、株が不安定になるなど。元気な株を理由なく大きな鉢へ替える必要はありません。
植え替えが必要なサイン
- 根が鉢の中で強く回っている
- 鉢底穴から根が見える
- 水やりをしても、以前より極端に早く土が乾く
- 株が大きくなり、鉢が倒れやすい
- 土が固く締まり、水がしみ込みにくい
葉の元気がないからといって、すべてが根詰まりとは限りません。水やり、光、温度、害虫も確認し、植え替えが本当に必要かを先に切り分けます。
時期は成長が始まるタイミングを基本に
一般的には、暖かくなり日が長くなる春から初夏が作業しやすい時期です。ただし室内環境や植物の種類で成長期は変わります。寒い時期や、弱っている株・開花中の株は、緊急性がなければ負担を避けます。
植え替えの手順
- 排水穴のある、現在より一回り程度大きい鉢と新しい培養土を用意する
- 古い鉢から株を抜き、根鉢の状態を確認する
- 明らかに傷んだ根があれば、清潔な道具で取り除く
- 新しい鉢に少量の土を入れ、株の高さを調整する
- 根鉢の周囲へ土を入れ、株が動かない程度に軽く押さえる
- 鉢底から流れるまで水を与え、余分な水を捨てる
鉢底石を入れるより、排水穴を確認する
鉢底穴のない鉢に石を敷くだけでは、排水の代わりになりません。穴のある鉢を使うか、穴のある内鉢を外鉢に入れる二重鉢にします。土の上面は鉢の縁いっぱいにせず、水を注げる余白を残します。
植え替え直後の注意
植え替え後は、直射日光や強い風を避け、植物の種類に合った明るさで様子を見ます。新しい土には肥料が含まれることがあるため、すぐに追加で肥料を与えず、少なくとも2〜4週間は商品表示や植物の状態を確認してから始めます。
葉が一時的にしおれることがあっても、すぐに肥料や活力剤を重ねないことが大切です。土の湿りすぎ、根の傷み、置き場所の急変がないかを確認します。